ひな人形・五月人形と節句

節句は古来より、子供の厄除けやお祓いとして盛んに行われてきました。

3月の初めの巳の日に、紙や植物で作られた人形や形代を、子供の代わりに川や海に流して子供の無病息災を願う“お祓い”としたのが、ひな人形のルーツと言われています。
五月人形は、宮廷では菖蒲で作った人形やみこしを飾って無事を祈り、騎射(うまゆみ)や馬芸での厄除けの行事が今に伝わったものです。

ひな人形・五月人形と節句

雛人形・五月人形のまち岩槻

岩槻は、五月人形や雛人形などの人形製造のまちです。岩槻人形優良店会では、歴史と伝統匠を継ぐ人形製造のお店をご案内しております。五月人形・雛人形をお求めの際はぜひご利用ください。

1 藤野人形 11 人形の金重 21 人形の泰冨
2 人形の東久 12 靖月人形 22 細野人形
3 金子一郎商店 13 川崎人形 23 人形の鈴木
5 神田人形店 14 中島敏人形 24 正栄曽根人形
7 人形のマルイ 15 河野人形店 25 人形の佳月
8 宝玉 16 君島人形店 26 人形の東玉総本店
9 吉田人形 17 美田人形店 27 人形の長月
10 人形の秀隆 18 小木人形 28 工房天祥
19 矢作人形  
20 曙光人形


雛人形・五月人形のまち岩槻

端午の節句:五月人形(兜・鎧・鯉のぼり)

「端午の節句」は中国から伝わってきたもので、端午の端は“はじめ”を、午は“午(うま)の日”と“五”をあらわしています。中国では昔、この“五月のはじめの午の日”に薬草をつんで健康に暮らせるようにと願うお祭りがありました。そして五月五日のように奇数が重なる日は、おめでたい日とされ。この二つの風習がひとつになって日本へ伝わったのは、千年くらい昔。宮中では、菖蒲やよもぎを使って災いをはらう行事を行うように成りました。「端午の節句」のことを「菖蒲の節句」とも呼ぶようになったのも、この頃からです。

 さらに鎌倉時代には、この菖蒲が武芸をうやまう“尚武”や“勝負”に通じるものとして、武士の間でも、「端午の節句」をお祝いするように成って行きました。そして、子供達が菖蒲でつくって遊んでいた兜や刀は、やがて元気な男の子のシンボルとなり、江戸時代には“強くたくましく育て”と男の子の出産を祝って五月五日に飾られるように成りました。
このように、「端午の節句」は、災いをはらうための行事と、元気に育てと願う親の気持ちがひとつになって生まれたものなのです。

五月人形Q&A

Question
どんな人形を飾ったらいいのですか?

Answer
五月飾りには、外飾り(鯉のぼりや武者幟)と内飾り(鎧・兜飾りや子供大将飾り、五月人形)があります。立身出世を願う鯉のぼりと、子供の無事な成長を願う内飾りは意味が違います。だから、両方飾ることが望ましいと思います。

Question
なぜ鎧・兜を飾るのですか?

Answer
古来、鎧・兜は武士の象徴として大切にされたものです。鎧・兜は戦の時に敵から身を守る役目を持っているため、病気や災厄からも身を守ると言う意味合いから鎧・兜が飾られるようになりました。また、武将のように、強く、優しく、逞しく育つようにとの意味も込められています。



五月人形Q&A

五月人形の上手なしまい方

【鎧・兜の保存の仕方と注意】


しまう時は、良く晴れて天気の良い日を選びます。毛バタキなどで鎧・兜や道具に付いたホコリをよく落とします。

鎧や兜の鍬形や竜頭をはずします。特に鍬形は金メッキを使用していることが多く傷つきやすく手脂がくすみの原因になることがあります。屏風や台も塗製品が多く、手脂の付着を防ぐためメンテナンス用の手袋を使用しましょう。

鎧では、兜部分の鍬形、竜頭、お面をはずし傷をつけないように紙に包み隙間にはやわらかい紙などを程良くつめ、中の人形が動かないようにします。胴体部分は中の芯棒をはずすものやはずさないもの、又は胴体の中にお面や竜頭、臑(すね)などを入れる製品など、メーカーにより収納の仕方が多少違います。初めてお出しする時には順を追って写真を撮り、それを鎧ヒツの中に保存しておけば毎年迷わずにすみます。(飾り台やお道具なども) どうしても収まりきれない場合は、販売店にお持ちすると親切に教えていただけると思います。

防虫剤が直接触れると、金具などが腐食や変形をきたしたり接着剤(種類にもよる)の効きが悪くなる場合がございます。入れる場合は、人形や道具に触れないように注意し適量をお入れ下さい。

箱に収納した人形は、湿気の少ないところ、例えば押し入れの上段や天袋などの高い場所に保管します。カビは大敵です!

秋口のよく晴れた日に虫干しして、乾いた空気と風に当ててやります。ただし、直射日光に当てることは避けて下さい。時間的な余裕がない方は、押入を開放し人形のフタを開けるだけでも違います。


【鯉のぼりの保存の仕方と注意】


しまう時は、良く晴れて天気の良い日を選びます。ブラシなどでホコリをよく落とします。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めたものに浸し、軽く押し洗いします。特に、金張りの鯉は金の欠落を防ぐためにゴシゴシのもみ洗いはお避け下さい。

長時間、濡れたままの状態は変色の原因になります。脱水はせず、そのまま形を整え天日で良く乾かして下さい。

乾かした鯉は、シワをのばし丁寧にたたんで湿気のないところを選び保管して下さい。素材はナイロンやアクリルなどが主ですので、アイロンは禁です。

防虫剤などは、必要ございません。

五月人形の上手なしまい方

鎧兜・五月人形を飾るわけ

●五月飾りの原型は災厄払い。
 もともと端午の節句は、悪鬼や災厄を祓うのが目的で(詳しくは「端午の節句のいわれ」を参照下さい)、武家屋敷の塀や門に柵を作り、幟(のぼり)や兜・槍・なぎなた等を並べてる外飾りでしたが、やがて鎧兜を着せた武者人形を飾るようになったそうです。でも庶民は本物の武具などは持っていませんから、最初は厚紙などで兜や剛毅な武者の人形を造り飾っていました。これが五月人形の始まりです。
やがて文化の円熟した元禄時代になると、外飾りではなく室内に飾るミニチュアサイズの幟が登場し、同時に弁慶や義経等の史実に残る勇猛な人物の武者人形や疫病から人々を守る鍾馗様が盛んに作られ飾られるようになります。この頃から武家と庶民の飾りに差異が無くなり、外飾りではなく室内に飾る内飾りが主流になり、現在に近い形の端午の節句のお祝いの仕方が普及していきました。

●鎧兜は、命を守り健康であることの象徴。
 鎧兜が現在の様な形で、主に飾られるようになったのは、戦後と言われています。 理由としては、鎧兜は、古くから命を守る象徴として考えられていたため、男の子を事故や災害から守るものとしてとらえるようになったからだと思われます。実際に武田信玄愛用の「楯無の鎧(楯をも必要としない頑強な鎧と言う意味)」は、代々武田家のご神体で、現在も山梨県塩山市の菅田天神社に奉られています。他にも多くの鎧兜が、国宝やご神体として各地の神社仏閣で奉られています。
 このような考えから端午の節句では、鎧兜を戦いの道具ではなく、身体を護るものという意味でとらえるようになります。現在では、事故や病気から赤ちゃんや子供を護ってくれるようにという願いを込めて飾っているわけです。


鎧兜・五月人形を飾るわけ

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